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チヌの生態とチヌ釣りのおすすめの釣り方3選を徹底調査!

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鯛は一般的だけれどチヌはあまり知らない人も多いのでは?

チヌを釣るのは難しい。

でもなかなか釣れないからこそ夢中になっていくというところがあるようです。

ほぼみんな年無し(50センチ以上)ろくまるチヌ(60センチ以上)を釣るのを目標としている。

もちろん私もそうだ。

.チヌ釣り師は皆ひそかに闘志をもやしているのだ。

そして良い大人が遠足の前の子どものようにワクワクして準備するのだから笑える。

周りからは理解されにくいに違いない。

そんなチヌ釣りの魅力は何か。

どうしたら釣れるのかを追求していきます。

チヌという魚はどんな魚?

チヌとは通称クロダイと呼ばれ、関西ではチヌ、山陰や九州ではチンダイ、チンなどと呼ばれ親しまれている魚です。

タイ科の海水魚なのです。

チヌの生息域

北海道南部以南の本州、四国、九州各地に分布しています。

奄美以南の南西諸島では本種は見られないものの、近種のミナミクロダイやナンヨウチヌ、オキナワチヌなどが棲息しているのがわかっています。

特に漁獲量が多いのが、九州北岸・西岸、瀬戸内海、伊勢湾、能登半島付近です。

海外では朝鮮半島南部から中国沿岸、台湾といった東アジア沿岸となっています。

つまり東洋の固有種といえますね。

人の近くに住み、つかず離れず暮らしているのです。

チヌの食性

チヌは雑食性で悪食ともいはれていてトウモロコシや果物、昆虫なども食べます。

エビやカニといった甲殻類やゴカイやアミエビ、ボケ、貝、牡蠣などが好物です。

がなんと、スイカやミカンなども食べます。

流れてくる残飯などを食べるためでしょう。

あまりに悪食のために金属片やプラスチックごみなども食べて消化できずに死んでしまうこともあります。

クロダイは水深50M以上浅い水域でも生息が確認され、よく河口域、汽水域にも侵入する魚なのです。

だから、人間の食べるものに触れることが多いのですね。

チヌの魅力

チヌの日本記録 71.6cm、5.72kg
引用元:(JFS)日本フィッシングサーチ 〔釣魚の日本記録〕

記録されている日本で釣ったチヌの日本最高記録は71.6センチのお化けチヌ。

どんな引きだったのか想像しただけでもよだれが出そうです。

私は最高でも52センチのチヌを釣ったけど、これからも記録を作りたいとおもっています。

魅力その1

チヌの魅力は何といってもチヌがエサに食いついた時のその引きにあるのです。

その引きが味わいたくて、とりこになってしまうのだ。

鯖や鯛などと違う独特の引きをあじわえるのだ。

長くチヌ釣りを続けていたら、釣っても感謝しながらまた逃がすようになってきた今日この頃なのである。

「げんきでなー。おおきくなれよー」といってリリースするのだ。

もちろん食べてもおいしいから食べる時もある。

魅力その2

チヌは堂々とした精悍な形といぶし銀のような色がなんとも美しい。

ほれぼれする姿形である。

魅力その3

大きくなるほどほとんど群れずにいて神出鬼没なところもあり思いがけない所にいたりする。

慎重で臆病でエサをつついているのを他の魚と見分けるのが困難である。

と思えば大胆不敵に姿を見せたりして全く定石が通じないといえる。

その難しさがコアなアングラーを作るのではないだろうか。

そういう私もチヌの魅力にはさからえないという一人なのだ。

チヌの特徴

チヌはほかの魚と違う特徴を持っています。

チヌを釣るうえでも知っておいた方が良いので紹介します。

チヌは出世魚

チヌは、シーバスであったり、ブリなどのように大きくなるにつれて呼びかたが変わる出世魚。

関東ではチンチン、カイズ、クロダイと変わって行く。

関西ではババタレ、チヌ、オオスケ。

でもチヌとだけ呼ぶ人も多い。

チヌは性転換する魚

成長によって性転換する魚としても知られる。

性転換する魚はメス→オスが一般的(マダイ等)だが、クロダイを含めたヘダイ亜科は雄性先熟を行い、オス→メスに性転換する。

2–3歳までは精巣が発達したオスだが、4–5歳になると卵巣が発達してメスになる。

ただし全てがメスになるわけではなく、雌性ホルモン(エストラジオール-17β=E2)が不足したオスは性転換しない。

チヌの年無しとは?ろくまるとは?

チヌの年無しとは50cm以上のものを言います。

チヌ釣り師にはたまらない響きをもつ言葉です。

普通は鱗の縞で生きた年数を把握できるそうですが、50cm以上にもなると縞模様が消えています。

そういった点で年無しといわれます。

ちなみに日本で釣れた最高記録は70cm以上だそうです。

そんな引きを一生に一度かんじてみたいと誰もが思うにちがいない。

私も猛烈に思う。

私の最高記録は52cmです。

チヌは中々釣れない魚である。

チヌは慎重でエサをがつがつ食べずちょこちょことそっとつつく。

雑魚がエサを食べている当たりを避けチヌの当たりだけに竿を合わせてチヌと格闘するのがチヌ釣りのだいご味といえる。

だから、ボーズといって1匹も釣れないことなどよくありチヌ以外の当たりを見抜くのがチヌ釣りの極意。

難しいから釣れた時のうれしさと誇らしさはひとしおなのです。

チヌの年なしを釣る3つのポイント

チヌを釣るのにも気を付けるべきポイントがあります。

特に 年なしチヌを狙っていたらなおさらですね。

今日はその3つのポイントを紹介します。

①殺気を消す

チヌはよく人間を見ていて目が合うときもあるのです。

竿を置いて席を外しているときにチヌがかかっていたこともあるくらいです。

年なしが長生きしてきたのは危ない目を何度も潜り抜け生き抜いてきたからに他ならないといえます。

人の声や物音がすると チヌはあまり近づかない。

慎重でこわがりなのだ。

チヌ釣りをする人は他の釣り師が騒いだり歩いたりするのを嫌がる。

私も怒ったことがある。怒られたことはないけれど。

ボートや船がうるさかったら本当に腹が立つのだ。

人の気配にはびんかんですが、人の気配がかきけされるような濁りが入ったとき、波付けのある時や嵐の荒れあとには かえってよく釣れたりする。

嵐の日に釣ったことは何度でもある。(少々の嵐などではひるまない。)

音に敏感なチヌだが牡蠣の養殖場で養殖業者が牡蠣を盛大にすごい音でガラガラ言わせる時がある。

この時ばかりはチヌは牡蠣が苦労なく食べられるとおもってエサに喜んで集まってくることが多い。

まさに条件反射だ。

ちょうどその時に居合わせたらラッキーだ。

この音はチヌも好きなのだ。

牡蠣の身のおこぼれが大量に出るからだろう。

②できるだけ外海側を狙う。

チヌは様々なところにいる。

河川、湾奥、サーフ、磯およそ海水域にはほとんど生息して、汽水域にも存在する。

どこでもそれなりに釣れるが、だんだん大型を釣りたくなるのだ。

年なし以上を狙う場合は、特に外海側がねらい目。

船頭さんに船で連れて行ってもらって外海に行くのだ。私などは実は船酔いで5分も釣り船に乗れない。

だが、チヌ釣りのとりこになったからには外海に連れて行ってもらって釣るのだ。

ここでは酔わないから不思議だ。

潮通しがよく、ベイトも豊富。

変化に富んだ外海は、大型のチヌを育むには大事な条件なのであろう。

そこで一日中エサを投げながらあの繊細なあたりを待つのだ。

③チヌは回遊魚。居つきのチヌを狙うのが成功の基。

あの大海原を回遊していて時合が来て何匹も一気に釣れる時もあるが、スーッと釣れなくなったりする。

小学生レベルの大きさのチヌが来て、そのあと中学生レベルのチヌが来て大学生レベルのチヌが来るという事がよくある。

このように集団で来る時がある。

大きなチヌはがつがつせずみんなの後にそっと食べるのだ。

老齢の大型のチヌはそのように回遊せず、離岸テトラ帯や沖の根周りに定位して過ごすことが多い。

離岸テトラに渡礁したり 竿抜け(人があまり入らない)している、外海に面する離岸テトラは確かに一級のポイントであるといえる。

牡蠣だなの近くも 年なしが釣れるポイントである。

私も年なしを何度も釣ったのが 牡蠣だなのそばだった。

チヌの釣り方

チヌの釣り方にはいろいろな種類があります。

大きくは6種類あります。

今日はそのなかでも3種類を紹介します。

ダンゴ釣り(紀州釣り)

一般的には紀州釣りというよりダンゴ釣りという方がリーズナブルですね。

堤防や漁港などの浅い波止場には最強の方法です。

この方法は、江戸時代に紀州藩(和歌山県周辺)で藩士の漁業奨励のために開発されたのが始まりと言われています。

紀州藩の武士が編み出したといわれる製法。米ぬかにエビやサナギの粉末を混ぜて固くしぼった団子を、釣り人の足元に何個も投げ入れ、チヌを誘い出し、攻撃するポイントを作るのだ。

ウキは水深よりごくわずかに浅くセットし、ダンゴが底に着いたとき、ウキがわずかに沈み、ウキの上部がわずかに出ているようにする。

ダンゴ釣りは、餌が流れにのって運ばれるフカセ釣りとは異なり、

固く握ったダンゴを直接底に送り込み、海底で割ることで餌を長時間固定し、魚を誘ったり止めたりすることができる。

これが、波止最強の釣法といわれる所以である。この方法は、こませが大量に底に溜まるので、エサ取りがそこに留まってしまうという欠点がある。

しかし、このエサ盗りの興奮状態が大型のチヌを引き寄せ、呼び込むことにもなるのです。

団子釣りの代表的な外道がボラである。ボラはポイントを荒らすし、仕掛けをぐちゃぐちゃにするので厄介な存在です。

ボラの後にチヌが来るともいはれているので 忍耐です。

かかり釣り(筏釣り)

瀬戸内海のチヌ釣りでは、「筏釣り」「カセ釣り」とも呼ばれる「かかり釣り」がポピュラーだ。

波の穏やかな湾内の沖合に浮かぶカキ筏に乗り込み、あるいはミニボートで筏の周辺に近づき、筏のすぐ下に潜むチヌを釣るというものだ。堤防から釣るよりも水深は深くなるが、基本的なやり方はダンゴ釣りと同じ。

釣り人は筏に座り、砕いたカキやアケミ貝を連続的に撒いてポイントを作り、釣りをする。

刺し餌はオキアミ、カタツムリ、サナギ、トウモロコシなど、状況に応じてさまざまな餌を使う。

竿は1.2~1.5m程度の短くて柔らかいものを使用する。

縦釣りのため、非常にパワフルなやりとりを楽しむことができる。

また、チヌだけでなく、さまざまなゲストが釣れるのもカケアガリ釣りの魅力。

アジ、アジ、サバ、シーバス、ヒラメ、ヒラメなどバラエティに富んでいます。

落とし込み釣り(ヘチ釣り)

落とし込み釣りは、上からゆっくり落ちてくるエサに反応するチヌの習性を利用した独特の釣法で、真夏の堤防際で、玉手箱を背負い、短い竿とリールで操る熟練釣り師が行う。

堤防の縁に付着したアオイガイやカニを捕食しているチヌを釣るために、釣り人はコマセを使わず、堤防のギリギリまでゆっくりと餌を落とすだけである。

刺し餌に使うのは、イシガニやイガイ、エビなど。針にはウキをつけない。錘は流れが強く餌が沈まない時のみ使用し、必要最小限の錘を針先に付ける。

チヌが針に寄ってきたのを確認したら、水面に自分の姿が映らないように水面から離れ、チヌの鼻先から50cm~1mの範囲にゆっくりと仕掛けを落とします。

このとき、竿をジャークしてはいけない。餌は水際を自然に下るようにします。アタリがあったら素早く仕掛けを投入し、フッキングする。

まとめ

今日は チヌの生態やチヌ釣りの魅力についてと 年なしを狙うための大事な点を書きました。

私はかかり釣り 一筋であるが 本当にどの釣り方も楽しめるものである。

まだまだチヌの魅力やチヌの素晴らしさについて語っていきたい気もちでいっぱいなほど。

チヌは魅力いっぱいの魚だ。

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