子ども放置禁止条例は要らない/ 親たちの非難殺到の一部始終

【頭おかしい条例】子供だけで登下校は禁止に避難殺到
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毎日忙しく働いている親を、追い詰める法案が決まるかもしれないという事で騒ぎになっていました。

SNSでも大きな話題となり、これは黙っていては大変なので声を上げるべくここに書きました。

車への子ども放置や事件によって悲惨な事故もある中、考えられたのであろうか。

それにしても極端である。

目次

子ども放置禁止条例の自民党が想定する禁止事項の一例

埼玉県の子ども放置禁止条例の内容が問題になっている。

小3までの子供を対象にして

①短時間でも子供に留守番をさせる

②子供だけで登下校させる

③子供同士で講演で遊ばせる

④未成年の高校生に子供を預けて買い物にいく。

⑤子供だけ家に残し、ごみ捨てに行く。

⑥子供にお使いを頼む。

自民の改正案は、罰則規定はない。

保護者などに小学3年までの子どもの放置や置き去りを禁じる内容だ。

小学4~6年の児童についても、放置や置き去りをしないことを努力義務とする。

また、虐待を受けた児童の発見時や、児童虐待が疑われた場合の通報を県民の義務とする。

 委員会では、提案者代表の小久保憲一議員が「子どもの放置は危険で、いけない行為だと(県民の)意識改革を図りたい」と改正案の提出理由を説明。

「放置が禁止されない場所は存在しない」とした上で、「児童に危険が及び、保護者がすぐに児童のもとに駆けつけられなければ『放置』にあたる」と述べた。

なんと極端な条例だろうか。

 

田村琢実氏(埼玉県議会自由民主党議員団)が発案

 

子どもの放置などから起こる悲惨な事件があるということから自民党県議団が県の虐待禁止条例の一部の改正を10月4日に県議会に提出。

10月6日の県議会の委員会で批判が相次ぎましたが、賛成多数で可決されました。

悲惨な事故や事件を受けての法案だという事だが、実際子育てをしている人たちはどう受け止めているのだろうか?

毎日必死で仕事と子育てに奔走する人たちは、そうしてあげたくてもできないという気持ちから「放置です。虐待です。」と責められることで恐怖に陥り戸惑っている様子がたくさんSNSに上がっている。

このようなことが実現したら、子どもを産むのをやめたくなる。

 

ワンオペ育児をしている人や、シングルマザーは追い詰められるだけ。

一体だれがつきっきりで登下校や公園に付き添うというのか。

誰かが引き受けて事故が起こったら引き受けた人の責任になるのか?

 

この子ども放置禁止条例は10月13日の本会議で採決されることになりましたが

このことはSNSで拡散され、こんなことが黙って可決されたら大変だと、多くの人がSNSで発信した。

たくさんの反対意見が投稿され厳しい指摘や意見が県議団にも直接多数寄せられた。

中身に違和感を持った人々が反対の署名運動をはじめ、結果、国会議員が問題視して、議案の取り下げという形に終着しました。

でも、注目をあつめなければ勝手に可決されていたかもしれません。

4日に提案された改正案は6日の委員会で自民、公明両党の県議団が賛成していたので13日の本会議で、そのまま可決される可能性が高かったです。

違和感に気が付き拡散して反対したからこそ本日このあり得ない法案が成立しなかったのだ。

たった一人の意見だと黙っていてはいけない。

ちゃんと声を上げるのだという事が立証されたようで安心した。

このままでは魔女狩りのような事態に発展してもおかしくないという事を私たちは知らないといけない。

私たちは忙しい中でも政治に関心を持ち声を上げることが大事と思わされました。

10月10日埼玉県自民党が出した 「子どもだけの登下校禁止。 お留守番禁止。 おつかい禁止。 それを見つけた人は通報義務」 が否決されました。

これも皆さんが声をあげたおかげもあったのではないでしょうか。

声を上げる勇気を持ち政治、政策に関心を持ちましょう。

議員を選んだだけで放置せずに議会の暴走を止めるためにも、議員の動きを注視し続ける必要があります。

このようなことは、どこでもいつでも起こりえるのです。

田村琢実氏(埼玉県議会自由民主党議員団)はどんな人?

LGBT案を稲田議員と強行採決に持っていく。

今回子ども放置禁止条例を発案し、廃案後も「条例の構成自体に問題があるとは思っていない。

私の説明不足。」と民意をわからない様子。

これからも注目が必要だ。

 

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